GLOSSARY
不動産用語集
基本的な用語から専門的な用語まで、不動産に関する用語を幅広く集めました。
不動産には、難しく分かりづらい不動産用語がたくさんあります。もちろん、スタッフが分かりやすい対応をいたしますが
不安に思ったり、どうしても意味が分からない用語があった場合は、この不動産用語辞典で解決しましょう。
パーゴラ
[読み:ぱーごら]
イタリア語で葡萄棚という意で、蔦・藤などのつる性植物を絡ますように造ったトンネル状の棚のこと。開放的であると同時に、植物による日除けのスペースであり、庭園における景観的美しさも兼ね備えている。
パース
透視図法、すなわちある点から放射状に線を引いて投影した図のこと。物を立体的に表現し、平・立面図に比べてイメージを把握しやすい。従って、建築物の完成予想図としてよく用いられる。描く部分によって外観透視図・室内透視図がある。「パースペクティブ」とも。
媒介
[読み:ばいかい]
私法上の概念で、他人間の契約等法律行為の成立に向けて行う事実行為をいう。代理や取次と違って、法律行為ではないとされる。
媒介契約
[読み:ばいかいけいやく]
不動産の売買・交換・賃貸借の取引に関して、宅地建物取引業者が取引当事者の間に立ってその成立に向けて活動するという旨の契約をいい、売主または買主(賃貸借取引の場合には、貸主または借主)と宅地建物取引業者との間で締結される。
媒介契約書
[読み:ばいかいけいやくしょ]
宅地建物取引業者は、媒介契約を締結したときは、遅滞なく、一定の事項を記載した書面を作成し、宅地建物取引業者がその書面に記名押印し、依頼者(売主・買主・貸主・借主)にその書面を交付しなければならない。このとき交付される書面のことを「媒介契約書」と呼んでいる(宅地建物取引業法第34条の2第1項)。
媒介報酬(仲介報酬)
[読み:ばいかいほうしゅう(ちゅうかいほうしゅう)]
宅地建物取引業者の媒介により、売買・交換・貸借が成立した場合に、宅地建物取引業者が媒介契約に基づき、依頼者から受け取ることができる報酬のこと。
ハイカロリーバーナー
標準的なガスバーナーの2倍以上の火力を持つガスバーナーを「ハイカロリーバーナー」という。また、ハイカロリーバーナーを組み込んだ2口以上のバーナーを持つガスコンロ(ガステーブル)のことを「ハイカロリーバーナー」と呼ぶこともある。
廃業等の届出
[読み:はいぎょうとうのとどけで]
宅地建物取引業者において死亡・破産・解散・廃業などの事情が発生した場合に、一定の者が行なうべき届出のこと(宅地建物取引業法第11条第1項)。この届出を行なうのは、次の5つの場合である。
配偶者控除
[読み:はいぐうしゃこうじょ]
所得税の課税において、一定の要件を満たす配偶者がいる場合に受けることのできる所得控除をいう。
配偶者特別控除
[読み:はいぐうしゃとくべつこうじょ]
税法上、配偶者控除の適用がないときに、配偶者の所得金額に応じて一定の金額の所得控除を受けられる制度をいう。配偶者控除は配偶者の所得が38万円を超えると適用されないが、いきなり控除額がゼロとなる影響を緩和するための措置とされている。
配当落ち
[読み:はいとうおち]
株式の配当を受ける権利の確定日が過ぎたため、理論株価が下落することをいう。
売買契約
[読み:ばいばいけいやく]
当事者の一方が、ある財産権を相手方に移転する意思を表示し、相手方がその代金を支払う意思を表示し、双方の意思が合致することで成立する契約のこと。
売買予約
[読み:ばいばいよやく]
私法上の概念で、将来において売買契約を成立させることを約束する契約をいう。
バイヤーズエージェント
不動産取引において、もっぱら買い手の立場に立って必要なサービスを提供する人または企業をいう。
白紙委任状
[読み:はくしいにんじょう]
ある人に一定の行為を委任することを記載した書面を委任状という。委任状は、登記申請手続き等で必要な書面である。
ハザードマップ
自然災害による被害予測および避難情報を表示した地図をいう。
旗竿地
[読み:はたざおち]
袋地から延びる細い敷地で道路(公道)に接するような土地をいう。その形が竿のついた旗に似ていることから旗竿地と称される。
パティオ
スペインやラテンアメリカなどの住宅に見られる中庭。一般的には、多彩なタイル張りの床、噴水、植木などで構成された中庭。スペインやラテンアメリカなどの住宅に見られる。
幅木
[読み:はばき]
壁の最下部で床に接する所に水平に設けられた化粧材のこと。壁の最下部を物がぶつかる等の損傷や汚染から保護し、床の納まりを良くする。木材、石、タイル、金属板、プラスッチック等が用いられる。
はめ殺し窓
[読み:はめごろしまど]
開閉できない、枠に直接ガラスなどが固定された窓。「はめ殺し」ともいう。
パラペット
次の2つの意味がある。
1.陸屋根(水平な屋根)の周囲を取り囲むように設置された低い壁
2.店舗の屋上や、店舗の正面の上方に取り付ける壁
パラボラアンテナ
[読み:ぱらぼらあんてな]
衛生からさまざまな情報を受信するためのお椀型のアンテナのこと。一般的には、衛星放送受信用のアンテナ(BSアンテナ)のことを指す。
バランスがま
[読み:ばらんすがま]
浴室内に設置される風呂がまのこと。浴槽の脇に設置するタイプの風呂がまである。浴槽と風呂がまが接しているため、エネルギーの損失が少なく経済的という利点がある。
梁
[読み:はり]
小屋組や床組の荷重を二点支持により水平や斜めの状態で支える横材のこと。柱などと連結して、上方からの荷重を鉛直方向に流し、地面に力を伝える重要な構造部材である。
バリアフリー
高齢者や身体障害者など、体の不自由な人々の行動を妨げる物的・心理的障害を取り除くという意味。
バルコニー
建物の壁面から突き出した床の部分。ベランダともいう。
ハロゲンヒーター
ハロゲンランプ(石英管内にタングステンフィラメントを内蔵し、ハロゲンガスを封入したもの)を熱源とする調理用ヒーターのこと。
パントリー
食料品や食器を入れておく小室、または配膳室のこと。厨房に隣接して配置する場合と、食事をとる部屋に近付ける場合があり、配膳における一連の動作がスムーズに進むように設計すると良い。
販売受託
[読み:はんばいじゅたく]
売主から委託を受けて、不動産の販売業務を行なうことをいう。
販売用不動産の強制評価減
[読み:はんばいようふどうさんのきょうせいひょうかげん]
不動産会社・建設会社が商品在庫として保有する販売用不動産について、その時価が取得価額よりも50%以上下落した際に、決算において販売用不動産の価額を切り下げ、評価損を当期の損失として計上することをいう。
ビークル(Vehicle)
[読み:びーくる]
資産の証券化などに際して、資産と投資家とを結ぶ機能を担う組織体をいう。資産から生じる利益を投資家に運ぶことから、乗り物や媒体を意味するVehicleと呼ばれる。あるいは、実物資産ではなく資産の価値を保有することに着目して、「器(うつわ)」と呼ばれることもある。
ビアジェ
フランスにおける高齢者の所有不動産に関する特殊な売買契約のこと。高齢者が住宅を買い主に売却し、その対価として、買い主から高齢者に対して高齢者が生存する期間に限り毎月一定額の金銭が支払われ、しかも高齢者はその住宅に終生住み続けることができるという契約である。
ビオトープ
野生生物の棲息できる最小空間を表すドイツ語。都市から失われる自然を回復するための対策として、自然環境を積極的に整備・育成するため、緑地帯や人工池、河川をつくったりする工夫が施されている。
非課税取引
[読み:ひかぜいとりひき]
消費税の性格や社会政策的配慮により、消費税が課税されない取引のことを「非課税取引」という。
美観地区
[読み:びかんちく]
美観地区は、「市街地の美観を維持するために定める地区」である(都市計画法第9条)。具体的には、建築物の色彩や、屋外広告を規制する地区であるといってよい。
卑属
[読み:ひぞく]
親族関係のうち、ある人を基準にして後の世代にある血族をいう。血族とは血縁者のことであるが、民法では養子縁組によって生まれる親族も血族として扱う。たとえば、子・孫など(直系卑属)やおい・めいなど(傍系卑属)が卑属である。
筆界特定制度
[読み:ひつかいとくていせいど]
登記されている土地の区画線(筆界)を現地において特定するための制度をいう。不動産登記法で定められている。
避難路沿道建築物
[読み:ひなんろえんどうけんちくぶつ]
震災時に避難、救急・消火活動、緊急物資輸送などのために通行を確保する必要があるとして指定された道路の沿道にあって、倒壊した場合にその道路を塞ぐ恐れのある建物。原則として、倒壊時に前面道路幅員の半分以上を占めることとなる建物をいう。
非農地証明
[読み:ひのうちしょうめい]
各市町村に設置された農業委員会が発行する証明書の一つである。
被補助人
[読み:ひほじょにん]
精神上の障害があるために、補助人を付けられた者のこと。
表見代理
[読み:ひょうけんだいり]
無権代理による取引(権限のない代理人が行なった契約など)は、本人に対する関係では本来無効である。しかし取引の相手方が、無権代理人を真実の代理人だと誤信したことについて、何らかの正当な理由がある場合には、その取引は有効なものとされる。この制度を表見代理という。
表題部所有者
[読み:ひょうだいぶしょゆうしゃ]
一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記記録において、まだ所有権の保存の登記がされていない時点で、表題部に所有者として表示されている者のこと。
ビルトイン
あらかじめ壁面などに組み込んで用いられる方式、すなわち造り付けのこと。
ピロティ
本来はフランス語で「杭(くい)」のこと。そこから派生して、建築物を柱だけで支え、1階部分が自由に通り抜けできるようになった建築スタイルのことを「ピロティ」と称するようになった。
品確法
[読み:ひんかくほう]
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の略称。住宅の性能の表示基準を定めるとともに、住宅新築工事の請負人と新築住宅の売主に10年間の瑕疵担保責任を義務付ける法律。
フーチング
基礎の底部を幅広くした構造のこと。断面は「T」の字を逆さまにしたような形状となる。
ファサード
建物(主に店舗)を正面から見た場合の外観のこと。パラペットの看板と店頭部分の両方をまとめて「ファサード」と呼ぶ。
ファンド・オブ・ファンズ(Fund of Funds)
複数の投資信託を組み合わせて一つの投資信託にまとめたものをいう。
ファンドマネジャー(Fund Manager)
金融資産を継続的に運用する専門家をいう。運用対象は、株式、債券、不動産、為替、商品相場等々、ファンドの性格に応じて多様である。投資顧問業として業務に携わることもある。
フィンテック(Fin Tech)
情報通信技術を大幅に活用して展開される金融サービスのこと。「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、アメリカで発達したビジネスである。
風致地区
[読み:ふうちちく]
風致地区は「都市の風致を維持するために定める地区」である。
付加一体物
[読み:ふかいったいぶつ]
抵当権の効力は「不動産に付加してこれと一体を成したる物」に及ぶとしており、これを通常「付加一体物」と呼んでいる(民法第370条)。この付加一体物とは、具体的には、土地の附合物、建物の附合物、建物の従物、土地の従物である。
不完全履行
[読み:ふかんぜんりこう]
債務不履行の一つ。債務の履行がなされたが、債務者の故意または過失により、その履行が完全なものでないことをいう。
吹抜け
[読み:ふきぬけ]
2つ以上の層にまたがって設けられる室やスペースのこと。階段室は言うまでもなく吹抜けだ。風や熱の吹抜けが容易で、また遮蔽するものがないために、開放的で快適な空間を生み出す。冷暖房効果を高めるために、天井扇を付けることが望まれる。
復元(建築物の)
[読み:ふくげん(けんちくぶつの)]
建物等の欠損している部分を補って元の構造やデザインを取り戻すこと。この場合、どのような状態が元の構造やデザインであるのか、どの程度手を加えるのが適切かなどが問題となるのは、絵画など芸術作品の保存・修復における困難な問題(保存、予防、保護、補修、復元等の選択問題)と同様である。
復代理
[読み:ふくだいり]
代理人がその代理権限の範囲内で、さらに代理人を選任することを「復代理」という。この場合に選任された代理人は「復代理人」という。
袋地
[読み:ふくろち]
ある土地が他の土地に囲まれているために、公道に出るには他の土地を必ず通行しなければならない場合には、この囲まれている土地のことを「袋地」という。
附合物
[読み:ふごうぶつ]
不動産(または動産)に附合した動産のことを「附合物」という(民法第242条)。具体的には、分離できない造作は建物の附合物であり、取り外しの困難な庭石は土地の附合物である。従って附合物は「構成部分」と言い換えることもできる。
不実告知
[読み:ふじつこくち]
取引の勧誘などにおいて客観的事実と異なる説明をすること。消費者契約(宅地建物の販売・賃貸契約もこれに当たる、ただし事業のためのものは除く)においては、重要事項について不実告知がなされて消費者が誤認した場合には、契約を取り消すことができる。
負担水準
[読み:ふたんすいじゅん]
土地の固定資産税課税標準額を決定する際に用いられる数値をいい、その土地の課税標準額が固定資産税評価額との比較から見てどの程度の水準にあるかを示す指標である。
負担調整率
[読み:ふたんちょうせいりつ]
地価上昇による負担の急増を調整するために土地の固定資産税課税標準額を前年度の課税標準額に一定の率を乗じて決定する方法を採用する場合の、当該率をいう。
普通決議
[読み:ふつうけつぎ]
分譲マンションのような区分所有建物において、管理組合の集会で議案を議決する際に、通常の議案について過半数の賛成により可決することを「普通決議」という。
物権
[読み:ぶっけん]
物を直接に支配する権利をいう。その典型は所有権である。
物件の収用
[読み:ぶっけんのしゅうよう]
収用では、収用の対象になるのは原則として土地だけである。土地上に物件が存在する場合は、その物件を他所へ移転させなければならない。このとき、物件の移転料を起業者が支払う必要がある。この損失補償を「移転料の補償」という。
物上代位
[読み:ぶつじょうだいい]
私法上の概念で、担保物権の効力が、その目的物に代わる物や金銭に及ぶことをいう。
不動産
[読み:ふどうさん]
不動産とは「土地及びその定着物」のことである(民法第86条第1項)。定着物とは、土地の上に定着した物であり、具体的には、建物、樹木、移動困難な庭石などである。また土砂は土地そのものである。
不動産価格指数
[読み:ふどうさんかかくしすう]
不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。これは、金融・経済危機を背景に、IMF等からG20諸国に対して国際的に共通の指針に基づいて不動産価格の動向を迅速、的確に把握・公表すべきとの勧告がなされ、それを受けて作成・公表されるものである。
不動産鑑定
[読み:ふどうさんかんてい]
不動産の鑑定評価に関する法律(昭和38年法律第152号)にもとづき、不動産鑑定士または不動産鑑定士補が不動産の経済価値を判定することをいう。
不動産鑑定士
[読み:ふどうさんかんていし]
国土交通省が毎年実施する不動産鑑定士試験のすべてに合格し、国土交通大臣への登録を受けた者を不動産鑑定士という。不動産鑑定士の登録を受けるには、不動産鑑定士試験の3次試験に合格し、2年以上の実務経験があることが必要である。
不動産鑑定士補
[読み:ふどうさんかんていしほ]
国土交通省が毎年実施する不動産鑑定士試験の一部に合格し、国土交通大臣への登録を受けた者を不動産鑑定士補という。不動産鑑定士補の登録を受けるには、不動産鑑定士試験の2次試験に合格し、2年以上の実務経験があることが必要である。
不動産公正取引協議会
[読み:ふどうさんこうせいとりひききょうぎかい]
不動産広告の適正化を目的として、全国9ブロックで設立されている不動産会社の団体のこと。例えば、首都圏ブロックでは「公益社団法人首都圏不動産公正取引協議 会」が設立されている。
不動産小口化商品
[読み:ふどうさんこぐちかしょうひん]
不動産の所有権を多数の持分権に分割(小口化)した金融商品をいう。不動産の流動化手法の一つとして活用されている。
不動産質
[読み:ふどうさんしち]
不動産に質権を設定することを不動産質という。不動産質権を取得した債権者(=不動産質権者という)は、不動産を使用収益して利益を上げることができるが、その反面、債権の利息を債務者に請求することができないという特徴がある。ただし、当事者がこれと異なる特約をした場合には特約が優先する(民法第356条から第359条)。
不動産収入
[読み:ふどうさんしゅうにゅう]
不動産収入とは、家賃収入、管理費収入、共益費収入、礼金収入、駐車場使用料収入などのことである。不動産の貸付けから発生する収入は、所得税法においては、事業収入ではなく、不動産収入に分類されることとなっている。
不動産取得税
[読み:ふどうさんしゅとくぜい]
不動産を有償または無償で取得した場合や改築等により不動産の価値を高めた場合に、その取得者等に課税される地方税のことである。不動産の所在地の都道府県が課税の主体となるので、実際の徴収事務は都道府県が行なうこととされている。
不動産所得
[読み:ふどうさんしょとく]
不動産の貸し付けによる不動産収入がある場合において、次の計算式で求めた金額のことを「不動産所得」と呼ぶ。
不動産所得の必要経費
[読み:ふどうさんしょとくのひつようけいひ]
不動産の貸し付けによる収入がある人が、不動産所得を計算する際に、不動産収入から差し引くことができる金額のことを「不動産所得の必要経費」という。
不動産適正取引推進機構
[読み:ふどうさんてきせいとりひきすいしんきこう]
不動産の取引をめぐる紛争の防止を図り、特定の紛争を処理することなどを目的に1984(昭和59)年に設立された財団法人(現在は一般財団法人)。紛争事例の収集・分析、特定紛争の処理等のほか、宅地建物取引士資格試験を実施する機関でもある。
不動産登記制度
[読み:ふどうさんとうきせいど]
不動産に関する所有権等の権利の取得・消滅を、第三者に対して公示するために、登記記録を作成し、登記記録を登記所に備え付けて一般に公開する制度のこと。この制度により不動産の物的状況・権利関係が一般に公示され、不動産の取引を安全に行なうことが可能となっている。
不動産登記簿
[読み:ふどうさんとうきぼ]
不動産の物的状況や権利関係を公示するために、登記所(法務局、地方法務局、出張所など)に備え付けられた書類をいう。不動産登記簿には、土地登記簿と建物登記簿の2種類があり、どちらもその不動産を管轄する登記所に保管されている。
不動産投資インデックス
不動産の収益性を一般的に示すための指標をいう。個別の不動産についての収益性ではなく、不動産市場全体の動向を収益性の視点から把握できる指標でなければならないとされる。
不動産投資顧問業
[読み:ふどうさんとうしこもんぎょう]
不動産投資について委託を受け、投資の助言、投資の判断、取引の代理などを行なう者をいう。
不動産投資信託
[読み:ふどうさんとうししんたく]
投資信託のうち、不動産を運用の対象とするものをいう。アメリカではREIT(Real Estate Investment Trust)、日本ではその日本版という意味でJREITと称される。
不動産特定共同事業法
[読み:ふどうさんとくていきょうどうじぎょうほう]
出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。
不動産の時価評価
[読み:ふどうさんのじかひょうか]
会計において、不動産価格を現在時点で評価することをいう。
不動産の証券化
[読み:ふどうさんのしょうけんか]
不動産を流動化するための典型的な手法であり、不動産から価値を切り離したうえで、その価値を細分化し、証券の形で流通させることをいう。
不動産の流動化
[読み:ふどうさんのりゅうどうか]
不動産の取引が容易になるように工夫する手法の一つで、1.不動産の価値を物理的なモノから分離独立させること、2.取引の単位を細分化することを特徴とする。
不動産ファンド
投資家から資金を集めて運用し、その収益を出資額に応じて配分する仕組みのなかで、不動産投資を主とするものをいう。投資に係るリスクとリターンはすべて投資家に帰属する。「不動産投資信託」と呼ばれることもある。
不動産保存の先取特権
[読み:ふどうさんほぞんのさきどりとっけん]
「不動産保存の先取特権」は民法第326条に定められた権利である。不動産に関する権利の保存費用を負担した人がいる場合に、その人がその旨を登記すれば、先取特権が発生し、不動産を競売して保存費用を取り戻せるという権利である。
不同沈下
[読み:ふどうちんか]
建物荷重や外力の作用によって、場所によりむらがある沈み方で地盤下に沈下する現象。傾斜や地盤の状況、基礎の形状等が原因となり、地震時に軟化現象等を引き起こすことによって起きる。建築物の構造に障害を引き起こす可能性のある場合は、地盤改良、基礎形状の見直し等有効な対策を講じる必要がある。
歩留まり
[読み:ぶどまり]
製品を加工する場合の、原材料に対する出来高の割合。例えば、材木から柱を加工する場合、鋼材から金属製品を加工する場合などの加工効率を示す。
不溶化埋め戻し
[読み:ふようかうめもどし]
汚染土壌について、地下水汚染を経由した健康被害の恐れがある場合における土壌汚染の除去等の措置の一つ。当該土地から掘削した汚染土壌を特定有害物質が水に溶出しないように性状を変更し、当該土地に埋め戻すことである。
ブラウンフィールド
工業的な用途が廃止されたまま放置され、用途転換が進まない地区。その地区内の土地をいうこともある。
プラスター
鉱物性の粉末と水その他の材料を練り合わせ液体状の材料で、時間の経過とともに硬化するもの。左官材料などに用いられる。英語では「plaster」と表記する。
プラスターボード
石膏ボードのこと。
フラット35
住宅ローンのひとつで、民間金融機関と(独)住宅金融支援機構が連携して提供する長期固定金利のものをいう。民間金融機関が住宅資金を融資したうえでその債権を住宅金融支援機構に譲渡し、機構はその債権を証券化して資金を調達するというしくみによって運営される。
フラット35S
フラット35の利用において、省エネルギー性能や耐震性・バリアフリー性などに優れた住宅の取得については借入れ金利を一定期間引き下げる制度をいう。 省エネルギー性能等に優れた住宅を取得する場合の「フラット35Sエコ」と、耐震性・バリアフリー性等に優れた住宅を取得する場合の「フラット35Sベーシック」の二つの種類がある。なお、優良性の基準は複数あり、それに応じて、金利の引下げ期間、金利引下げ幅、融資率が異なる。
フリープラン
宅地分譲の際に一定期間内に住宅を建設することを条件とする方法(建築条件付宅地分譲)の一つで、その建築する住宅の設計が自由な形の販売をいう。宅地の購入者が建築主となって、設計・発注するが、工事の請負業者はあらかじめ決められていることが多い。
不利益事実の告知
[読み:ふりえきじじつのこくち]
取引の勧誘などにおいて相手の不利益となるであろう客観的事実を説明すること。 消費者契約(宅地建物の販売・賃貸契約もこれに当たる、ただし事業のためのものは除く)においては、重要事項について利益となることを告げ、かつ、その重要事項について不利益事実を故意に告知しなかったことによって消費者が誤認した場合には、契約を取り消すことができる。
プレイロット
おおまかには、都市における幼児対象の幼児公園のこと。砂場やブランコ、滑り台などの静的な遊具を設けて、幼児のための遊び場とする。特に、団地やマンション等の敷地内における、乳児用を対象とした簡単な遊び場のことをいう。
プレキャストコンクリート
英語表記は「Precast Concrete」。工場であらかじめ製作された鉄筋コンクリートパネルのことである。現場で鉄筋コンクリートの壁等を製作するには時間と費用がかかるが、プレキャストコンクリートを使用することによって建築に要する時間とコストを大幅に削減することが可能となった。
フレックスウォール
建築物の内部空間を区画するために設けられる開閉可能な間仕切りのこと。可動間仕切りとも呼ばれる。
プレハブ住宅
現場での施工の前に、あらかじめ工場で部材の加工、組立てを行ない、それを現場で組み立てる住宅。生産性の向上、質の均一性、精度の向上を目的とし、現場作業を軽減させることから工期も短縮できる。また、工場生産により価格が抑えられることなどの特徴がある。
ブローカー(Broker)
売買の仲介人をいう。一般に、株式や不動産の取引を仲介する者をさす。
フローリング
木板や木質材料による床板のことを一般に「フローリング」という。
プロムナード
遊歩道、散歩道のこと。タイル舗装したり、洒落たストリートファニチャーを設置したり、植裁を施したりして、商店街の活性化を図り、またビルの間道をやすらぎ空間として利用する事例が増えてきている。
文化財保護法
文化財を保存・活用することを目的とし、従来の「国宝保存法」「史跡名勝天然記念物保存法」などを統合して1950(昭和25)年に制定された法律。
分割登記
[読み:ぶんかつとうき]
一個の建物を数個の建物に分ける登記のこと。建物に付属建物(離れなど)がある場合、分割登記により別々の建物として登記記録を作ることができる。
文教地区
[読み:ぶんきょうちく]
特別用途地区の一つ。教育施設の周囲や通学路において、教育上好ましくない業種(例えばパチンコ店や風俗店など)の進出を規制するという地区である。
分電盤
[読み:ぶんでんばん]
配電盤より配電された幹線を、分岐する箇所に設置する装置。分岐配線するという役目だけではなく、保守点検を行ないやすくするという利点も兼ね備えている。
分配金
[読み:ぶんぱいきん]
不動産投資信託の投資法人において、利益の分配として投資家に対して支払われる金銭のこと。通常の株式会社でいえば「配当金」に類似する。
分筆
[読み:ぶんぴつ]
土地登記簿上で一筆の土地を、数筆の土地へと分割すること。
分筆登記
[読み:ぶんぴつとうき]
一筆の土地を分割して数個の土地にするという登記のこと。
分離課税
[読み:ぶんりかぜい]
他の所得と合算しないで課税することをいう。
ペアガラス
複層ガラスともいう。遮音性・断熱性を高めるため、ガラスを二重にしたサッシのこと。結露を防ぐ性能を持つタイプもある。
ベイウィンドウ
出窓(張出し窓)のこと。もともとはサンフランシスコで湾の景色を見るために設けられたベイビューウィンドウのことであったが、現在は出窓の総称として使われる。長方形、多角形、弓形等がある。
閉鎖登記簿
[読み:へいさとうきぼ]
一筆の土地または一個の建物の登記記録が閉鎖された場合に、その閉鎖された登記記録が保存される帳簿(または磁気ディスク)のこと。一筆の土地または一個の建物に登記記録が閉鎖されるのは、土地が合筆される場合、建物が滅失した場合などがある。
閉鎖謄本(不動産登記における~)
[読み:へいさとうほん(ふどうさんとうきにおける~)]
閉鎖登記簿の写し(謄本)のこと。現在、登記所の大半はコンピュータ化され、従来の紙の登記簿は、現在では磁気ディスクの登記簿へ置き換えられている。
壁心
[読み:へきしん・かべしん]
建物の床面積を測定する際に、壁の厚みの中心線を想定し、この中心線に囲まれた面積を「床面積」とする考え方のこと。「壁芯」と書くこともある。
壁面線
[読み:へきめんせん]
道路境界から後退して建物の壁等を建築しなければならないとして指定された線をいう。街区内における建築物の位置を整えその環境の向上を図るための規制であるが、その指定に当たっては、意見聴取などの手続きが必要である。
べた基礎
[読み:べたきそ]
基礎の底部が隙間なく連続し、基礎の底部が一枚の板状になっている基礎のこと。
ペデストリアンデッキ
高架で設置された歩行者専用通路をいう。通常、建物の入り口まで続く構造となっていて、横断歩道橋と区別される。市街地再開発事業や街区の一体的な開発において設置されることが多い。
ベランダ
建物の壁面から突き出した床の部分。バルコニーともいう。バルコニー・ベランダは、マンションの場合、共用部分とみなされるので、各住戸の専有面積に算入されない。またマンションの各住戸の所有者は、バルコニー・ベランダに物を置いて火災時の避難に支障をきたしてはならないとされている。
変更登記
[読み:へんこうとうき]
不動産登記において、登記がなされた後に、登記と実体とにずれが生じた場合に、訂正するための登記のこと。登記名義人の住所変更の登記、登記名義人の氏名変更の登記などがある。
変更の登録(宅地建物取引士の~)
[読み:へんこうのとうろく(たくちたてものとりひきしの~)]
宅地建物取引士の登録を受けた者は、宅地建物取引士資格登録簿に登載された事項に変更があったときは、変更登録申請書を遅滞なく提出しなければならない。これを変更の登録という。
変更の届出
[読み:へんこうのとどけで]
宅地建物取引業者に関する一定の事項を登載した名簿(宅地建物取引業者名簿)の登載事項について変更が生じた場合に、宅地建物取引業者が行なうべき届出のこと(宅地建物取引業法第9条)。
弁済業務保証金分担金
[読み:べんさいぎょうむほしょうきんじゅんびきん]
宅地建物取引業保証協会が積み立てる金銭等で、還付充当金の納付がなかったときに弁済業務保証金の供託に充てるためのものをいう。
返済能力調査
[読み:へんさいのうりょくちょうさ]
貸金業において借り手の返済能力を調査することをいい、貸金業者の義務とされる(2010(平成22)年6月から法的に義務化、それまでは業界の自主規制による義務)。
変動金利型
[読み:へんどうきんりがた]
住宅ローンのうちで、借入れ期間中に借入れ金利が変動するものをいう。
ペントハウス
次の2つの意味がある。1.建物の最上階に設けられた非常に高級な部屋2.建物の屋上に造られた階段室・昇降機塔などのこと
ポーチ
[読み:ぽーち]
建物の入り口部分で、建物の屋根とは別の庇(ひさし)を持ち、建物の外壁から突き出している部分を「ポーチ」という(建築用語では庇型ポーチという)。
ポーチの面積
[読み:ぽーちのめんせき]
一戸建て住宅の場合、ポーチの面積は、建築基準法では次のように扱われる。
ポートフォリオ(Portfolio)
[読み:ぽーとふぉりお]
投資家が保有する投資資産の集合をいう。株式、債券、投資信託、不動産などはいずれも投資資産であり、投資家はこれらを全体として管理する。
保安林
[読み:ほあんりん]
農林水産大臣等の指定により伐採・開発行為等が規制される森林をいう。保安林の指定の目的は、水源のかん養、土砂の流出・崩壊防備、風水害防備などであるが、保安林においては、立木の伐採、土地の形質の変更等について許可・届出が必要となる。日本全国の森林の4割弱が保安林に指定されている。また、指定目的が消滅したときや公益上の理由が生じたときには指定が解除される。
ボイド
[読み:ぼいど]
意識的につくられた構造物がない空間をいい、例えば建物の吹抜けがこれに当たる。ボイドを設けることは、建築デザインにおける技法の一つであり、ビルディングだけでなく、戸建て住宅でも採用されることがある。ボイドのある建物は開放感があるが、一方で空調や照明に特別の注意が必要であるとされる。
ボウウィンドウ
[読み:ぼううぃんどう]
ベイウィンドウの形状の一つで、弓形のものをボウウィンドウという。bowとは弓(弓形)のこと。
防火構造
[読み:ぼうかこうぞう]
建物の外壁や軒裏について、建物の周囲で火災が発生した場合に、外壁や軒裏が延焼を抑制するために一定の防火性能を持つような構造のことである(建築基準法2条8号)。このため、防火構造は一般に「外壁・軒裏防火構造」と呼ばれることも多い。
防火地域
[読み:ぼうかちいき]
防火地域は、都市計画で指定される地域であり、火災を防止するため特に厳しい建築制限が行なわれる地域である(建築基準法61条)。
包括承継人
[読み:ほうかつしょうけいにん]
他人の権利義務を一括して継承する者をいい、例えば相続人や合併会社がこれに当たる。ただし、一身専属権は継承されない。包括継承は一般継承ともいわれる。これに対して、個別の権利を承継する者を特定承継人という。
防災街区整備事業
[読み:ぼうさいがいくせいびじぎょう]
都市計画に定める市街地開発事業の一つで、密集市街地において防災機能を確保することを目的に実施される事業をいう。
防水パン
[読み:ぼうすいぱん]
洗濯機を置くための皿状の台のこと。洗濯機パンともいう。
訪問介護
[読み:ほうもんかいご]
日常生活を支援するサービスで、自宅等の住み慣れたところで自立して生活する人に対して提供されるものをいう。狭義には、介護保険によって訪問介護員(ホームヘルパー)が提供するサービスをいう。住生活サービスのひとつと考えてよい。
保護預り契約
[読み:ほごあずかりけいやく]
証券会社等が顧客の株券等を預り管理する契約のことであるが、株券電子化によって、このような契約は不要となった。
会社法上、株券は「株券の所持人」が「適法な所持人」とみなされるなど、株券等の保管には十分な注意が必要であったため、証券会社等は、取引口座を開いている顧客からその株券等を預って管理するのが一般的であった。そのための契約が保護預り契約である。しかし、株券電子化によって株券が無効となり、すべての株式が口座で管理されることとなったため、保護預りの必要はなくなったのである。
保佐人
[読み:ほさにん]
被保佐人に対して、保佐開始の審判のときに、家庭裁判所が職権で選任する保佐人のことである(民法876の2条)。保佐とは「たすける」という意味である。保佐人は、重要な財産行為について同意する権限を持つ(民法12条)。
補償金の支払請求
[読み:ほしょうきんのしはらいせいきゅう]
事業認定の告示があったときに、土地所有者や土地に関する関係人が、補償金の前払いを請求できるという制度のこと。
保証金の保管替え
[読み:ほしょうきんのほかんがえ]
宅地建物取引業の主たる事務所を移転した場合に、移転前の事務所最寄りの供託所に供託していた営業保証金を、移転先事務所最寄りの供託所に移管することをいう。
保証債務
[読み:ほしょうさいむ]
主たる債務者の債務を、別の者が保証したとき、この保証人の債務を「保証債務」という。
保証書(不動産登記における)
[読み:ほしょうしょ]
所有権移転登記を申請しようとする売主が、登記済証を紛失している場合に、登記済証の代わりに作成する書類のこと。通常はこの保証書の作成は、不動産の売主が司法書士に依頼する。
保証人
[読み:ほしょうにん]
債務者がその債務を履行しないときに、その履行をする責任を負う者をいう。債権の回収を確実にするための方法は、財産への請求権を確保する方法(物的担保)と、債務者以外の人への請求権を確保する方法(人的担保)があり、保証人は人的担保の仕組みである。
補償保険契約(所得~)
[読み:ほしょうほけんけいやく(しょとく~)]
病気やケガによって就業不能となった場合に、所得額に応じて保険金を支払うことを内容とする保険契約。就業不能による所得の損失を補償する役割を果たす。支払われる保険金額は、通常、過去12ヵ月の平均月間所得額に一定の保険金額割合を乗じた金額とされている。
補助人
[読み:ほじょにん]
被補助人に対して、補助開始の審判のときに、家庭裁判所が職権で選任する補助人のことである。
補正
[読み:ほせい]
不動産登記の申請後において、申請情報・添付情報に不備があったことが判明した場合に、登記官は、申請人に電話等で連絡して不備を直すように指示することができる。このようにして申請後に申請人が不備を直すことを「補正」という。
舗装
[読み:ほそう]
汚染土壌について、土壌の直接摂取による健康被害の恐れがある場合における土壌汚染の除去等の措置の一つ。
保存登記
[読み:ほぞんとうき]
所有権の保存の登記のことで、初めてする所有権の登記のこと。登記記録上では、権利部の甲区に「所有権保存 所有者A」のように記載される。
ほふり
[読み:ほふり]
証券保管振替機構(株)の略称。
保留床
[読み:ほりゅうしょう]
市街地再開発事業において、権利変換後に事業施行者に帰属することとなる事業によって建築された建物(施設建築物)の敷地・床をいう。
保留地
[読み:ほりゅうち]
土地区画整理事業を実施した際に、事業主体が取得する宅地のことを「保留地」という
ホルムアルデヒド
[読み:ほるむあるでひど]
揮発性有機化合物(VOC)の一つで、アルデヒド基(-CHO)を持つ化合物の代表とされる。化学式はCH2O。メタナールまたは酸化メチレンともいう。
ホワイエ
[読み:ほわいえ]
劇場の談話室、休憩室を表すフランス語。ホテルなどではラウンジ、ロビーと称するが、ホワイエも同意である。
ボンエルフ
[読み:ぼんえるふ]
歩行者の快適性を考慮しながら、歩行速度程度の自転車や低速自動車の通行を可能にした歩車融合型のコミュニティ道路。車の速度を歩行者と同じ程度まで低下させるために、通行部分の蛇行やハンプ(路上の凹凸)を設置している。オランダ語で「生活の庭」の意。
本下水
[読み:ほんげすい]
下水道が完備されている区域を「下水道の処理区域」という。下水道の処理区域では、汚水を各住戸の浄化槽で浄化する必要がなく、汚水をそのまま公共の下水道管(汚水管)へと放流することができる。このことを不動産業界では、公共の下水道管(汚水管)が完備しているという意味で、「本下水」と呼んでいる。
ただし、不動産販売のパンフレット等では「下水:公共下水道へ直接放流」のように表記するほうが一般に理解しやすいと思われる。